III.1. 難乾燥材の乾燥及び注入技術の開発
1) 生物的加工法の開発(1998〜2000)
スギ丸太を主たる対象として、水中貯木処理の乾燥性及び注入性の効果を再評価して科学的な技術に発展させるとともに、効率的なシステムを確立する。
2) 誘電加熱を利用したスギ材の乾燥技術の開発(2000〜)
スギ製材の水分状態や材質あるいは材種に適した新しい乾燥法として当研究所が開発した「高周波・熱気複合乾燥法とその装置」に関する乾燥技術、操作技術及び乾燥スケジュールの確立を目指す。