金子邸（秋田市）復元時に土蔵より回収した腐朽材の曲げ強度試験（平成21年度木材応用講座　1,2回目まとめ）
スパン2,400mm、ロードスパン800mmで破壊するまで載荷。MOE,MORは、全体に腐朽が激しく（森林総合研究所の評価基準の被害度5レベル）原形をとどめていないため、残存部分の最大断面寸法に基づき算出。
No.1
破壊荷重62.45kN、MOE 1.20kN/mm2、MOR 7.85(N/mm2)、
区間外、切り欠き部分で曲げ破壊
No.2
破壊荷重3.65kN、MOE 0.58kN/mm2、MOR 1.71(N/mm2)、
中央付近で曲げ破壊
No.3
破壊荷重26.95kN、MOE 3.46kN/mm2、MOR 9.43(N/mm2)、
中央付近で曲げ破壊
No.4
破壊荷重40.96kN、MOE 2.72kN/mm2、MOR 12.6(N/mm2)、
中央切り欠き部分で曲げ破壊
No.5
破壊荷重25.82kN、MOE 1.33kN/mm2、MOR 7.75(N/mm2)、
中央付近で曲げ破壊
No.6
破壊荷重6.5kN、MOE 1.49kN/mm2、MOR 5.70(N/mm2)、
加力点下切り欠き部から中央切り欠き部で曲げ破壊
No.7
破壊荷重33.7kN、MOE 1.98kN/mm2、MOR 9.19(N/mm2)、
中央付近切り欠き部分で曲げ破壊
No.8
破壊荷重42.55kN、MOE 1.83kN/mm2、MOR 8.06(N/mm2)、
中央付近切り欠き部分で曲げ破壊
戻る