プレストレス木床版橋
プレストレス木床版橋とその施工方法
プレストレス木床版(stress-laminated deck)は元来、疲労・老朽化した釘打ち積層床版の補修を目的として、1970年代中頃にカナダのオンタリオ州で開発された工法であり、より耐久生のあるPS鋼棒(プレストレス鋼棒)で床版の幅員方向をプレストレスすることにより床版の剛性、耐久性を向上させるというものである。1980年代始めからは床版そのものを橋体とするプレストレス木床版橋へと発展し、その後、アメリア、オーストラリア、ヨーロッパ、日本の各国に広く普及している。
施工方法
・対象橋梁:林道橋(橋長10m,幅員4m)・設計荷重:25tf (A活荷重)・建設コスト:21万円/m2   鋼橋:H型鋼格子桁 18万円/m2+維持管理費 RC橋:RC床版橋  15万円/m2+支保工費  PC橋:プレテンション床版橋 17万円/m2
釘打ち積層床版