研究所 全景
施設および設備の紹介
木材の研究機関としては、国内で有数の施設および設備を有する木材高度加工研究所の施設・設備を部屋ごとに紹介します。
本館
ベイマツ大断面湾曲集成材の梁とスギ集成材の柱で構成された木質構造。内装にはふんだんにスギ材が使用されている。エントランスホール、図書室、研修室、総務管理課室、(財)秋田県木材加工推進機構事務室等からなる。
研究棟3F
研究員室とコミュニティラウンジからなる、いわゆる通常の大学では研究室に当たる部屋。RC造2階の上に載った、アーチ集成材を用いた木質ラーメン構造物。教授室等の個室をおかず、パーティションで区切っているのもこの研究所の特徴である。
研究棟2F
主に化学系、生物系の実験設備を備えた部屋が配置されている。
北試験棟
材料製造実験、加工実験用の研究機器を主に備える。
南試験棟
大型強度試験、振動台、音響試験等の実大性能評価を行う研究機器を備える。
耐火試験棟
建築耐火構造柱、梁、耐力壁等の防耐火試験が可能な、柱炉、大型壁炉、水平炉の3つの耐火試験炉を備える。
資材保管棟
CLT(クロス・ラミネーティッド・ティンバー構造)
実大構造物試験場
住宅等の実大構造物の強度試験が行えるように、反力床とレールを備えた屋外試験場
曝露試験場
屋外曝露試験用の設備および気象観測システムを備える。橋梁模型の塗料の耐候試験等を行っている