人工乾燥装置にセンサーを埋め込んだ柱材を収容する様子
薬剤注入による木材改質
伐採直後の葉付き木材の水分吸い上げ力を利用した薬剤注入試験
I-2 木材組織・物性を基にした材質の改変
木材の組織・材質に軸足をおいて、水分と熱の移動のメカニズムを解明することによる乾燥の最適化、また、様々な機能を付与するための手法、接着剤の極限的低減を目指した基礎的研究を行う。
伝統的林業技術である巻き枯らしや立ち皮剥ぎを応用した新しい天然乾燥法の開発
巻き枯らしや立ち皮剥ぎ、あるいは、葉枯らしでもない、森林内における立木の立ち枯らし乾燥。林業と林産業との業際加工
スギ製材の低コスト急速乾燥法としての高周波・熱気複合乾燥法の確立と乾燥メカニズムの究明
正角材や平角材のような大断面材であっても、表面から内部まで均一に乾燥することを目的に開発した、短時間・低コスト乾燥法。従来型の熱気乾燥装置に高周波加熱機を複合し、高周波加熱で材内圧力を上げて水分を表層に圧し出し、その水分を同時に熱気乾燥で乾燥する新方式
熱水分同時移動を用いた最適な乾燥方法の開発
熱水分同時移動方程式に資するために、温湿度条件を変えて、含水率勾配に対する水分拡散係数を実験的に求めた