木製治山ダム
秋田スギを用いた木製治山ダム
近年、森林土木事業において間伐材等を用いた治山施設の施工事例が増加している。中でも治山・砂防ダムは、林野公共事業の中で最大の規模を占め、構造物の規模も大きく、一工事に大量の材積使用が期待できることから、全国各地で木製治山・砂防ダムに関する取り組みが積極的に行われている。しかしながら、木製ダムは、コンクリート製や鋼製のダムに比べて施工例が極めて少なく、その計画・設計・施工・維持管理手法等に不明な点が多く、各種の試験や実施工から検討を重ね設計基準等の整備を進める必要がある。
「13年経過も耐久「十分」木製治山ダム」,北鹿新聞 ( 2015.5.4,佐々木貴信 )
「ダム素材に「木材有効」設置10年超、劣化少なく」,秋田魁新報 ( 2015/05/02,佐々木貴信 )
「試験で耐久性を立証-木製治山ダム-」,北羽新報 ( 2015.5.9,佐々木貴信 )